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世界ランク2位ベルギー まさかの1次L敗退…後半投入FWルカク不発でクロアチアとスコアレスドロー

[ 2022年12月2日 01:50 ]

FIFA W杯カタール大会1次リーグF組   ベルギ0ー0クロアチア ( 2022年12月1日    アフメド・ビンアリー競技場 )

<クロアチア・ベルギー>後半、渾身のシュートがポルトに弾かれ信じられない表情を浮かべるベルギー代表FWルカク(左)(ロイター)

 サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグF組第3戦は1日、世界ランク2位のベルギー代表が同ランク12位のクロアチア代表と対戦。後半15分に途中出場のFWロメル・ルカク(29=インテル・ミラノ)が強烈なシュートを放ったが、惜しくもポストに弾かれゴールならず。0―0の引き分けに終わり、同組3位と沈み3大会連続の決勝トーナメント進出を逃した。

 前回18年ロシア大会では史上最高の3位と躍進したベルギーは初戦白星発進を飾るも、第2戦のモロッコ戦でまさかの敗戦。同ランク22位相手に金星を献上し、1次リーグ突破へ黄信号。このクロアチア戦では自力突破へ勝利が必要な状況となった。

 指揮官は主将のMFアザールをベンチスタート、代わって日本代表MF三笘と同じブライトン所属のMFトロサールを今大会初のスタメンに抜てきした。

 前半は大きな決定機のまま0―0で折り返すと、後半頭からFWルカクを投入。序盤は攻め込まれMFコバチッチやMFモドリッチらにシュートを打たれるも、守護神GKクルトワが好守連発でゴールを死守。

 すると同15分にMFデブルイネのスルーパスから好機到来。パスを受けたFWカラスコがゴール前でシュートを放つと、相手DF陣に弾かれたこぼれ球にFWルカクが反応。素早く右足で強烈なシュートを放つも右ポストに弾かれゴールならず。

 その後も攻守に激しい展開となるなか、何度もゴール前でFWルカクに決定機が訪れるも互いに得点のないまま試合終了。3戦を終え1勝1分け1敗の勝ち点4の同組3位で無念の1次リーグ敗退が決定した。

 対するクロアチアは1勝2分けの勝ち点5で同組2位通過が確定。同組もう一方のモロッコがカナダを2―1で下し、2勝1分けの勝ち点7で堂々の1位通過を決めた。

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