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闘莉王氏、運命のスペイン戦 1トップ浅野で攻撃専念期待「みんなが自陣に戻ったら攻められなくなる」

[ 2022年12月1日 12:03 ]

元サッカー日本代表の田中マルクス闘莉王氏
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 元サッカー日本代表の田中マルクス闘莉王氏(41)が11月30日に更新した公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」で、1日(日本時間2日)にFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の1次リーグE組でスペインと対戦する日本に提言した。

 ドイツから金星を挙げながらコスタリカに敗れ、スペインに負けると1次リーグ敗退と厳しい状況に追い込まれた日本。闘莉王氏は「敗戦の後のメンタリティーは非常に難しい」とした上で、「どうしても勝たなきゃいけない。みんなが自陣に戻ったら攻められなくなる」とし、FW浅野の1トップ起用を熱望する。「絶対にハーフウェーラインで立ち止まる。守備をしない。ボール取ったら浅野に。そういったことでしか勝ち目はない」と話した。

 日本がスペインに勝つのは「奇跡に近い」と言う。ドローに持ち込めばドイツ―コスタリカ戦の結果次第で1次リーグ突破の可能性はある。「日本が勝つよりはコスタリカに期待をして。できれば(日本―スペインとドイツ―コスタリカの)両方ドロー、それくらいの戦術でいきましょうか」と話した。

 ただ、アジア最終予選やドイツ戦など、崖っぷちでの日本の底力にも期待を寄せている。「困ったなと思った時に底力を出すチーム。底力がある。それを信じて応援したい」と祈っていた。

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2022年12月1日のニュース