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米国 若手躍動で逆転2位突破!出足遅いイランを圧倒、バーハルター監督「チームの快活さを見せられた」

[ 2022年12月1日 03:00 ]

FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグB組   米国1ー0イラン ( 2022年11月29日    アルスママ競技場 )

若手の活躍で米国がイランを倒し1次Lを突破した(AP)
Photo By AP

 1次リーグ第3戦が29日に始まり、B組の米国はイランに1―0で勝ち、同5で逆転2位突破。16強による決勝トーナメント1回戦でオランダと顔を合わせる。

 カナダ、メキシコと共催する26年W杯でも主力を担うだろう若手の躍動で米国が1次リーグを突破した。出足が遅いイランを圧倒した前半は圧巻の出来。バーハルター監督は「チームの快活さや団結力を見せられた。内容もいい。これがアメリカンスピリットだ」と誇らしげに話した。オランダとぶつかる3日の決勝トーナメント1回戦に、02年大会以来の8強入りが懸かる。23歳のアダムズ主将は「大事な試合に向けて準備しないといけない」と意気込んだ。

 ≪国同士敵対もフェアプレー≫国同士が長年、敵対する米国とイランの試合は、両国の選手が倒れた相手に手を差し伸べるなど、フェアプレーで全力を尽くした好ゲームに。サポーターは大きな拍手で健闘を称えた。W杯で両国が対戦するのは98年フランス大会以来2度目。試合前には米国選手がイラン選手の列に歩み寄り、ハイタッチを交わした。米ニューヨークの国連本部内にも観戦用大型モニターが設けられ、各国外交官ら100人以上が固唾(かたず)をのんで見守った。

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2022年12月1日のニュース