吉田麻也、内田篤人氏に逆質問「内田監督だったらどっちを取りますか？」

元サッカー日本代表の内田篤人氏
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　サッカー元日本代表の内田篤人氏（34）が1日、テレビ朝日系「報道ステーション」にサッカーFIFAワールドカップ（W杯）が開かれているカタール・ドーハから生出演。キックオフが迫った1次リーグE組の日本―スペイン戦について「“素早く背後に”が試合のキーポイントになる」と語った。

　内田氏は前日練習を見学し、日本の主将・DF吉田麻也を取材。日本のセットプレー練習の狙いを質問し、吉田は「チャンスはあるなと思っています。分析した限り」と答えた。スペインに対して「後ろで守備を構えるのか、ボールを高い位置から取りに行くのか、チームとしても分かれるところだと思うんですけど」と聞くと、吉田は「内田監督だったらどっちを取りますか？」と逆質問。内田氏が「取りに行きたくても回されて引いちゃうので、難しいところ」と返すと、吉田は「同意見です。取りに行けるチャンスがある時は行きたいけど、基本的にはボールを持たれる時間が長くなるので、その時にどう我慢するかどう引き込むかが大事で、そこを確認した」と語った。

　気になるスペイン戦の先発メンバーについて、内田氏はGK権田と3―4―3で冨安、吉田、板倉、相馬、鎌田、守田、長友、三笘、前田、伊東と予想。「素早くスペインの背後を狙ったカウンターを狙いたいという声がたくさん聞こえた」と語り、前線の3人について「スピードではスペインのディフェンスラインに勝てる。スペインが前がかりに出てきたところを素早くこの3人でゴール前まで突破していきたい」と期待した。