日本代表DF伊藤　スペイン戦へ「個人的にはこのまま終われない」と決意

FIFAワールドカップ（W杯）1次リーグE組   日本－スペイン （ 2022年12月1日    ハリファ国際スタジアム ）

練習に汗を流す伊藤（撮影・西海健太郎）
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　FIFAワールドカップ（W杯）カタール大会1次リーグE組の日本代表は30日、ドーハ市内で第3戦・スペイン戦（12月1日）に向けて冒頭15分のみを報道陣に公開して練習を実施した。練習後にはDF伊藤洋輝（23＝シュツットガルト）が取材に対応。「個人的にはこのまま終われない」と語った。

　伊藤はコスタリカ戦で日本が敗れた後、ファンらからMF三笘にパスを回す場面が少なかったことに不満の声が溢れた。伊藤自身もコスタリカ戦については「物足りないパフォだった。個人的にはこのまま終われない。コスタリカ戦は悔しいし…悔しさだけですね。シンプルに勝てなかったのもある」と語りながらも「まだスペイン戦勝てばトーナメントにいければよいし、この経験が力になれば良い。先輩、英二君も麻也君も悔しさ味わいながらここまできた。批判はまだまだ成長できる力」と語り、目の前のスペイン戦へ決意をにじませた。

　スペイン戦では「ボール握られる展開は予想している。守備から入るが、得点を取らないといけない。先制点取られないこと。攻撃はカウンター中心になるが、その隙を見つけていきたい」とし「W杯で本気のスペインとやれるのは幸せ。全力でぶつかっていきたい」と力強く語っていた。