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日本がスペインに逆転勝ちで2大会連続決勝T進出 堂安、田中碧決めた 6日午前零時にクロアチア戦

[ 2022年12月2日 05:53 ]

W杯カタール大会1次リーグE組   日本―スペイン ( 2022年12月1日    ハリファ国際競技場 )

<日本・スペイン>後半6分、田中が勝ち越しゴールを決める、歓喜の日本イレブン(撮影・西海健太郎)
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 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組の日本代表は1日(日本時間2日)、スペインと対戦し、2―1で逆転勝利。勝ち点を6に伸ばして、2大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。日本は1位突破で、決勝トーナメント1回戦はF組2位通過のクロアチアと日本時間6日午前零時に対戦する。

 スペインは欠場も予想されたMFブスケツ(34)をはじめ、MFガビ(18)、MFペドリ(20=いずれもバルセロナ)の強力な中盤3枚がそろって出場。日本は今大会初めてスタートから5バックを採用してスペインに対抗した。

 日本は前半8分、MFブスケツのミスを突いてカウンター。FW伊東純也のシュートはサイドネットで惜しくもゴールはならなかった。一方のスペインは前半12分、DFアスピリクエタのクロスにFWモラタがゴール中央で頭で合わせて先制。その後もスペインの猛攻は続き、前半終了までに日本のセンターバックに入った吉田、板倉、谷口の3選手全員が警告をもらう苦しい展開で折り返した。

 日本は後半開始から久保に代わって堂安、長友に代わって三笘を投入して勝負に出ると、後半開始3分、伊東が競り合ってこぼれたボールを堂安が回収。ペナルティーエリア右から左足を振り抜き同点弾をたたき込んだ。同6分にはゴールライン際で三笘が折り返したボールを田中碧が押し込んで逆転に成功した。

 同25分には左サイドを突破した三笘のクロスに途中出場した浅野が合わせたがゴールを捉えることができなかった。

 最後までスペインの猛攻を体を張ってしのいだ日本。ワールドカップ優勝経験のあるドイツ、スペインを破り、2大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。

 決勝トーナメント1回戦の相手はすでに決定している。日本は1位突破を決めたため、F組2位通過のクロアチアと6日午前零時に対戦する。

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