モロッコ　36年ぶりの決勝T進出!カナダ下し2連勝でF組1位通過決めた

FIFA　W杯カタール大会1次リーグF組   モロッコ2ー1カナダ （ 2022年12月1日    アルトゥマーマ競技場 ）

＜カナダ・モロッコ＞前半、先制ゴールを決め喜ぶモロッコ代表MFジェシュ（手前）（ロイター）

　サッカーのFIFAワールドカップ（W杯）カタール大会1次リーグ第3戦は1日、2大会連続6回目の出場となるモロッコ代表がカナダ代表に2―1で勝利。2連勝で同組1位通過を決め、1986年メキシコ大会以来36年ぶりとなる決勝トーナメント進出となった。

　第2戦でベルギーから大金星を奪い勢いに乗るモロッコは前半4分、相手GKのクリアミスしたこぼれ球をMFジエシュが拾い無人のゴールへ流し込み先制ゴール。さらに同23分、DFハキミが自陣右サイドから前方へ鋭いスルーパスを蹴り出すと、DFラインの裏へ走り込んだFWネシリがワントラップから右足を一閃。強烈なシュートでニアサイドのネットを揺らし2―0とリードを奪った。

　前半40分にオウンゴールにより1点を返されるも、1点差を最後まで守り抜き2連勝。後半は既に敗退の決まっていたカナダに苦戦しながらも逃げ切り、36年ぶりの1次リーグ突破。12月5日の決勝トーナメント1回戦ではF組2位との対戦が決まった。

　なお、もう一方の試合ではクロアチアがベルギーと引き分け同組2位通過が決定。12月6日の決勝トーナメント1回戦ではF組1位と対戦する。