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大分 クラブタイ記録4連勝ならず…指揮官「完敗だった」

[ 2020年9月24日 05:44 ]

明治安田生命J1第18節   大分0―2広島 ( 2020年9月23日    昭和電ド )

ドリブルで攻め上がる大分・岩田(左)
Photo By スポニチ

 完敗だった。ホームに駆け付けた4247人のファンの前で、大分はJ1でのクラブタイ記録となる4連勝を果たせなかった。

 前節から中2日。疲労も考慮し先発を4人入れ替えた。広島は似たシステムで戦う難敵。前回7月8日の敵地での対戦では1―0から逆転勝ちを収めていたが、ホームでは直近6戦で未勝利だ。

 前半、ゲームはお互いに長所を消し合って膠着(こうちゃく)状態が続いた。前半はシュート0本と完全に抑えこまれ、片野坂知宏監督は後半、前回対戦で得点したFW高沢、3戦連発中のMF田中達らを投入した。だが逆に後半25分に先制点、同41分にはさらに追加点を奪われ、相手に前回のリベンジを許してしまった。

 指揮官は「先制点が痛かった」と一瞬の隙を突かれた得点を悔やんだ。「後半の勝負どころでカードを切ったが、うまく機能せずチャンスをつくることができずに完敗だった」。ミドルシュートを放ち意地を見せたDF三竿は「守備が堅くてシュートは少ないと思っていたので好機があれば打とうと思っていた」。先制された場面に「自分たちもふわふわして失点につながった」と反省。次戦は敵地で古巣・鹿島との対戦。「前回は負けた。相手は連勝で波に乗っているので止めたい」。やられた分はやり返してみせる。

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2020年9月24日のニュース