神戸・イニエスタ 今季初ゴール&全4得点に絡み白星演出 フィンク監督電撃退任の苦境救った!

[ 2020年9月24日 05:30 ]

明治安田生命J1第18節   神戸4-3鳥栖 ( 2020年9月23日    ノエスタ )

<神戸・鳥栖>   前半、勝ち越しゴールを決め、古橋(左)と喜ぶ神戸・イニエスタ    (撮影・成瀬 徹) 
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 トルステン・フィンク監督(52)が退任した神戸はMFアンドレス・イニエスタ(36)の今季初ゴールなどで4―3で鳥栖を下した。

 激震に揺れるチームを救うため、イニエスタが本気を見せた。前半9分、ドリブル突破で先制点の起点になると、同20分には角度のない位置から左足シュートを沈めて今季初ゴールをゲット。後半には古橋のゴールを2度もお膳立てするなど、1得点1アシストを含む全4ゴールに絡む活躍で神戸に8試合ぶりの勝利をもたらした。

 フィンク監督の退任を受け、暫定的に指揮を執ったアシスタントコーチのマルコス・ビベス氏は背番号8を称えた。「ああいったプレーができるからこそアンドレス・イニエスタ。それができるからこそ世界のトップに立った選手であり、今回もピッチで証明した」。そう絶賛するほどのパフォーマンスだった。

 試合前日の22日に監督退任が発表され、選手たちに伝えられたのも同日の練習前と突然だった。ただ、本拠でも7試合連続未勝利と苦しむ中、落胆している暇はなかった。16日のC大阪戦後に「ファンの皆さんもホームで勝てず悔しさを感じていると思う。申し訳なく思っている」と謝罪したのがイニエスタ。いつも以上に積極的な仕掛けには、熱い気持ちがこもっていた。

 ホームでは7月18日の清水戦以来の今季2勝目。取材対応のなかったイニエスタに代わり、2発の古橋は「打ち合いになったけど、ホームのファンの前で勝ち切れて、チームとして一歩前進できた」と手応えを口にした。4年連続となるシーズン中の監督交代とあしき伝統が繰り返されたものの、神戸が泥沼から抜け出した。

 《後任監督との交渉大詰め》鳥栖戦の前に立花陽三社長が報道陣に対応し、後任監督との交渉について、「大詰め」と説明した。かつて日本代表を指揮したハビエル・アギーレ氏が最有力候補に挙がる中、名前は伏せたものの「次の札幌戦(26日)までに報告(発表)できるよう準備を進めています。大詰めのところまで来ています」と語った。交渉がまとまらなかった場合、三浦淳寛スポーツダイレクター(46)が後任として指揮を執る可能性もある。

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