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小川航基 デビュー戦でハット達成!東京五輪メンバー入りへ好アピール「エースは自分と認められたい」

[ 2019年12月14日 21:52 ]

E―1選手権   日本5-0香港 ( 2019年12月14日    韓国・釜山九徳 )

<日本・香港>この日ハットトリックの小川が指を3本立てるポーズ(撮影・大塚 徹)
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 サッカーの東アジア王者を決めるE―1選手権(韓国・釜山)に出場中の男子日本代表は14日、第2戦で香港に5-0と大勝。1トップで先発した東京五輪世代のFW小川航基(22=J2水戸)がA代表デビュー戦ながらハットトリックを達成。東京五輪代表入りへ好アピールとなり「エースは自分だっていうのを皆に認めてもらえるように(これからも)点を取っていけたらと思います」と貪欲な姿勢を見せた。

 小川は2-0とリードした前半26分、FW田川からの左サイドからのパスをペナルティエリアの手前で受けると振り向きざまに右足を一閃。豪快にネットを揺らしてのA代表デビュー弾に「(田川から)早いパスをもらえたので一発で前を向ければバイタルが空くかなと思ってたので狙い通りでした」と爽やかな笑顔。

 アディショナルタイム突入後の前半46分にも右足のトーキックで2点目。後半13分にはMF大島からの左サイドからのクロスに頭で合わせ3点目。日本代表デビュー戦でのハットトリック達成は1930年5月25日フィリピン戦の若林竹雄(東京帝大)、2010年1月6日イエメン戦のFW平山相太(FC東京)以来9年ぶり史上3人目の快挙となった。

 これでチームはE―1選手権2連勝。最終戦となる18日の韓国戦へ向け「タイトルを目指してここまでやってきているので、最高の準備をしてチーム一丸となって戦いたいと思います」と2013年以来となる3大会ぶりVへ意気込んでいた。

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