安西 A代表御礼アシスト!伊藤弾生んだノールックパス

[ 2019年3月18日 05:30 ]

明治安田生命J1第4節   鹿島3―1札幌 ( 2019年3月17日    札幌ド )

前半、札幌のフェルナンデスとボールを奪い合う鹿島の安西(撮影・高橋茂夫)
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 鹿島は敵地で札幌を3―1で下し、リーグ戦2連勝とした。FW伊藤翔(30)が公式戦6戦7発とする2得点をマークする中、その2点目をお膳立てしたのが、日本代表に初選出された左サイドバックのDF安西幸輝(23)。今季初得点を決めた前節の湘南戦に続く活躍で、18日から始まる日本代表合宿に向けて弾みをつけた。

 鮮やかなスルーパスだった。1―0の前半23分。左タッチライン際で犬飼からのロングパスを受けると、中央に向かって切れ込んだ。序盤のプレーでは縦に突破しており、相手がケアする逆を突いた。「間接視野で翔くんが見えたので、出そうと思った」。シュートを放つ判断を直前で変え、裏に抜け出す伊藤にノールックでパスを出した。左足のダイレクトで合わせた伊藤から「球出しに恵まれている」と褒められる圧巻のプレーだった。

 「見られ方が違う」。代表選出から3日。注目度の変化を敏感に感じながらも気負わず、「ガンガン仕掛ける」らしい持ち味を存分に発揮した。同僚の内田が日本代表でサイドバックを務める長友や酒井宏よりも「いい」と評するほどの攻撃力。一方で安西は「今季は守備を凄く意識している」と話す。少しでも悪いと“師匠”内田から指摘が入る。この日はその守備でも魅せた。右ウイングバックの札幌MFルーカス・フェルナンデスとのマッチアップ。予測と体を張ったディフェンスで仕事をさせず「1本ファウルしちゃいましたけど、それ以外はうまく守れた」と気を吐いた。

 今日から代表合宿がスタート。内田からは言われている。「(定着するまで)まだ認めてねー」と。自身も「1回呼ばれたくらいじゃ代表じゃない。結果を出したい。試合に出たいと思っているので、練習からアピールしていきたい」と改めて誓った。前節の湘南戦では得点し、今節はアシスト。代表でアグレッシブな攻撃を見せるために、十分な手土産は手にした。

 ◆安西 幸輝(あんざい・こうき)1995年(平7)5月31日生まれ、埼玉県出身の23歳。J2東京Vのジュニア、ジュニアユース、ユースと昇格し14年トップチーム初出場。18年鹿島に完全移籍。左右のサイドバックに加えサイドハーフ、トップ下もこなせるユーティリティープレーヤー。1メートル72、64キロ。利き足は右。

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