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ガンバ三浦V弾!王者川崎Fを完封 宮本監督の起用応えた

[ 2019年3月18日 05:30 ]

明治安田生命J1第4節   G大阪1―0川崎F ( 2019年3月17日    等々力 )

G大阪・三浦 (撮影・大塚 徹)
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 G大阪は敵地で川崎Fと対戦、1―0の勝利を収めた。後半アディショナルタイムに日本代表DF三浦弦太(24)が決勝点。守っては同GK東口順昭(32)を中心に、今季初の完封勝利を飾った。2人は18日から始まる日本代表合宿に参加する。

 1年8カ月ぶりの得点は、思わぬ形だった。0―0の後半アディショナルタイム、DF藤春のクロスをファーサイドで待っていた三浦は「高いボールが来ると思っていた」。ところが、来たのは川崎Fの守備陣の間を抜けるグラウンダーパス。「緊張した。しっかり当たってなかったけど、入って良かった」と右足を振り抜き、執念で決勝ゴールを奪った。

 宮本監督が「失点が多くて、意図するシーズンスタートではなかった」と振り返るように、公式戦5試合で10失点。そのテコ入れの一環として、13日のルヴァン杯・松本戦から本職のセンターバックではなく、右サイドバックで起用されるようになった。マーカーがより明確になることで、本来の対人や空中戦での強さを発揮。川崎Fの攻撃力を半減させ、今季初の無失点に貢献した。

 「勝てたし、得点も取れたし、代表のトレーニングでいい物を出していきたい」

 18日から合宿が始まる森保ジャパンでは、本職での起用が濃厚。ただ「代表でもどこでプレーするか分からないけど」と笑うように右サイドバックとの“二刀流”にも色気を見せた。高水準で複数ポジションができるのは、今後の強みになるはずだ。

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