ノーモア松田さん!姉が心臓蘇生プロジェクト普及活動

[ 2015年3月7日 07:19 ]

胸骨圧迫とAED(児童体外式除細動器)の使い方を学べるトレーニングキット「あっぱくん」を手にする石見氏(右)と庭前氏

 松田直樹氏の姉・真紀さんが現在、力を入れているのが「プッシュ・プロジェクト」の普及活動だ。同プロジェクトは胸骨圧迫(心臓マッサージ)による心肺蘇生普及を通じて、突然倒れた人を救命する地域づくりが理念。心臓突然死で11年8月に松田直樹氏が亡くなった後、同じ悲劇が起こらないように同プロジェクトメッセンジャーとして活動し始めた。

 「プッシュ・プロジェクト」は08年に石見拓先生(43=京都大教授)を中心にNPO法人大阪ライフサポート協会で立ち上げられ、松田さんの生まれ故郷である群馬県の庭前野菊先生(45)が賛同し、群馬県内でも実施。心臓蘇生の中で最も重要な胸骨圧迫とAED(自動体外式除細動器)の使い方を「あっぱくん」と呼ばれるトレーニングキットを使って学び、救命率向上を目指している。

 現在群馬県では依頼された高校や一般市民を対象に、月に一回程度講習会を行っている。直樹さんの母校・前橋育英では1学年全生徒が受講するようになった。また講習を行うインストラクター養成コースも年に3回実施。今では県内に100人程のインストラクターが在籍する。庭前先生は「今後は行政ととともに授業の一環として取り合ってもら えれば」とさらなる普及を願っている。

 「プッシュ・プロジェクト」に関する問い合わせは「PUSHプロジェクトHP」、または前橋赤十字病院「群馬PUSH事務局」代表・庭前まで。 

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