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2点差追いつかれドロー発進 松本・反町監督「切迫感が出た」

[ 2015年3月7日 16:45 ]

<名古屋・松本>2階席までいっぱいに埋めたサポーターに帽子をとってあいさつする反町監督(左)ら松本イレブン

J1第1S第節第1日 松本3―3名古屋

(3月7日 豊田ス)
 2点リードを追いつかれ、J1初陣でドロー発進となった松本の反町康治監督(50)は「リードすることによって逆に切迫感が出てしまった」と勝利目前から白星を逃したことを悔しがった。

 前半32分に新助っ人のブラジル人FWオビナ(32)が先制弾を決め、1―1と追いつかれて迎えた後半18分にはFW池元友樹(29)がプロ13年目で、同31分にはMF喜山康平(27)がプロ10年目でそれぞれ自身初のJ1ゴールを決めるなど、途中までは理想的な試合展開。

 だが、そこからは防戦一方で、3―3で迎えた後半45分に名古屋の元日本代表DF田中マルクス闘莉王(33)がPKを外していなければ逆転負けもあり得たほどの逆境に追い込まれた。

 それでも「我々が目指しているサッカーはかなり出せたと思う。かなりオープンな展開になってからでもチャンスは作れていた」と強気な姿勢を隠さなかった反町監督。「オープンになると、永井(名古屋)のスピードという点で我々は不利になるが、1対1の部分でよく抑えたし、ある意味自信にしてこれから戦っていきたい」とJ1での戦いに手応えを感じた様子だった。

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2015年3月7日のニュース