【日本ダービー】(5)ダノンデサイル 安田師 夢舞台も気負いはなし「意識しないように意識しています」

[ 2024年5月25日 05:23 ]

安田翔伍調教師
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 18頭しか出られない競馬の祭典。今年は6人の調教師(内から(1)石坂師、(3)武英師、(4)坂口師、(5)安田師、(6)加藤士師、(18)牧浦師)がダービー初出走となる。調教師のダービー初出走Vは1937年中島時一師(ヒサトモ=調教師&騎手兼業で自身が騎乗)から07年角居勝彦師(ウオッカ)まで過去11人が達成。17年ぶり12人目の記録なるか。

 ダノンデサイルを送り込む安田師=写真=にとってダービーの記憶は91年。騎手だった父・隆行氏が1番人気トウカイテイオーを勝利に導いた。「現地で見ていて感動はしましたけど当時はまだ9歳でしたからね。もちろんダービーの重み、難しさを知らなかったです」

 この世界に入り、調教師となった父の下で数々のG1制覇に携わった。それでもダービーには縁がなかった。「ダービーには助手の時から参加したことがなくて毎年この週だけはずっと“見る側になっている”という後ろめたさを感じていた。いつかはあの18頭の中に送り出せるように、そういう馬に携われるようにならないとなと思っていました」と悔しい過去を振り返る。

 18年に厩舎を開業して初めての夢舞台。それでも気負いはない。「ダービーという意識は消しています。意識しないように意識しています。いつも通り、冷静に馬の雰囲気を見極めるように」ゲートインまで気を引き締めて夢舞台に備える。

 ◇安田 翔伍(やすだ・しょうご)1982年(昭57)7月8日生まれ、滋賀県出身の41歳。元騎手で元調教師の安田隆行氏の次男。03年から父の厩舎で調教助手。カレンチャン、ロードカナロアといったG1馬に携わった。17年に調教師免許を取得し、18年3月に厩舎を開業。オメガパフュームで18~21年東京大賞典4連覇。JRA通算1415戦138勝、うち重賞8勝。

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