【日本ダービー】好位から(9)ダノンエアズロック 序盤でポジション取り ラストは切れ味発揮

[ 2024年5月25日 05:27 ]

ダノンエアズロック

 馬券的中のヒントは展開と馬場にあり――。G1週土曜付の名物企画「展開王」。大阪本社・寺下厚司が担当する。

 皐月賞をハイペースで引っ張ったメイショウタバルが金曜朝、無念の出走取消。逃げ候補がいなくなった。何が逃げるのか、どんなペースになるのか。今年のダービー。展開が大きな鍵を握る。

 スタンド正面のスタートから1角までは350メートル。この直線でのポジション争いが重要になる。かつてダービーに勝つためには1角を10番手以内で回らなければいけないという「ダービーポジション」があった。過去10年を振り返ると、勝ち馬8頭が1角8番手以内で通過。序盤のポジション取りがダービー馬への第一関門となる。

 ゲートの速さでは6枠の2頭がリード。2走前に逃げ切ったシュガークンが先頭に立ちそう。シックスペンスが続き、先行力のあるダノンエアズロック、ジャスティンミラノも好位をキープする。

 武豊が導くシュガークンは前走・青葉賞の自身の通過タイムと同様、前半1000メートルを61秒ぐらいで通過。ダービーのペースとしては遅い。ゆったり流れる向正面の間にルメール騎乗レガレイラ、M・デムーロ騎乗コスモキュランダは早めにポジションを上げそう。それでもペースは極端に上がらず、スローな流れのまま直線へ。ラストは速い上がりへの対応が求められる。

 序盤でポジションを取れて、ラストも瞬発力が必要な今年のダービー。その流れにマッチするのが◎ダノンエアズロックだ。キャリア4戦は最初のコーナーを1、2、3、4番手で通過。昨秋のアイビーSは2番手から上がり3F(600メートル)最速タイの32秒7をマークして抜け出した。背後にいたレガレイラ(3着)とは同じ上がりタイムだった。好位から再び、現役屈指の切れ味を発揮して粘り込む。3戦全勝の東京で“マジックマン”モレイラがダービー馬に導く。
 

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