【弥生賞】カントル絶品!藤原英師満足「勝ちを意識している」

[ 2019年2月28日 05:30 ]

荻野極騎手を背にCウッドで併せ馬で追い切るカントル(左)
Photo By 提供写真

 昨年のダービー馬ワグネリアンの全弟カントルは、CWコースで鋭い切れ味を発揮した。ルペールノエル(9歳障害オープン)を1秒以上も追走、直線で内に入るとゴーサインに反応して1馬身先着。ラスト1Fは12秒1でフィニッシュした。藤原英師も満足げだ。

 「併せ馬で追い切ったが、動きは悪くない。前走から間隔が詰まっているし、あまりビッシリやる必要はない。輸送もあるからね」

 前走のセントポーリア賞で2勝目を挙げたが「集中力の欠けるところがあって、前走はチークピーシーズを着けた。今回も着けるかは雰囲気を見てから決めたい」と話す。M・デムーロとは新馬戦(2着)以来のコンビ。1週前追いに騎乗した鞍上は「新馬の時は全然、競馬を分かっていなかったが、だいぶ良くなっている。いい馬だよ」と期待を寄せる。指揮官も「勝ちを意識しているし賞金を加算したい」とクラシック参戦へ落とせない構えだ。

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2019年2月28日のニュース