TBS山本恵里伽アナ 台湾地震で生きた東日本大震災の教訓を称賛「踏襲して迅速な対応が」

[ 2024年4月7日 15:41 ]

TBS山本恵里伽アナ
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 TBS山本恵里伽アナウンサー(30)が7日、同局ラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」(日曜後1・00)に生出演し、台湾からの帰国を報告した。

 4月から報道番組「報道特集」(土曜後5・30)の新キャスターに就任。6日の放送は、3日に台湾東部で最大震度6強を観測した地震の被災地から出演していた。「昨日、一発目の放送で、台湾で地震が起きたということで、現地取材に行って参りました」。地震発生を受け、当日の夜には台湾入りしたという。

 帰国便はこの日午前でギリギリだったため、万が一を考えて良原安美アナもスタンバイ。山本アナは正午ごろに局に着いたというが、着替える間もなく出演した。「取材スタイルでごめんなさい。防水ウエアですね。雨も降りますし。向こうはすごく暑かったんですけどね」。発生翌日の4日は最高気温が32度ほどまで上がったといい、「暑かったんですけど、そこからは雨が降ったりして、割と過ごしやすい日もありました」と話した。

 現場では気が気でない時間を過ごしたという。「余震が本当に多くて。夜、寝ている時も30分おきくらいには震度3、4くらいの地震が起きて」と明かした。

 花蓮市中心部で、斜めに大きく傾いたビルの映像が、各メディアで頻繁に使われる。山本アナは「一番大きく傾いた茶色いビルがあるところが花蓮市の中心部なんですけど、ああいうふうに倒れているところは限定的なんですよね」と、現地の状況を説明。台湾では暑さ対策のため、1階部分を駐車場にする建物も多く、「それによって今回のような大きな傾きが起きてしまったとも言われていますね」と話した。

 地震当日の避難所には、既にテントが設営されている箇所もあり、自治体の対応の早さには称賛の声が上がっている。山本アナは「花蓮市の市役所の対応がとても早かったというところです」と指摘した。

 同市は18年にも大きな地震を経験し、避難所では多くの混乱が起きたという。当時の市長はその点を反省。将来の大地震に向け準備を進めていたという。山本アナは「当時の市長がいろんな仕組みを作って、かつ東日本大震災で被災した岩手・盛岡を視察して、避難所の設営の方法を聞いたんですって。それを踏襲して迅速な対応ができたと。日本も実は背景あるんだよというのはおっしゃってくれました」と説明。「行政の運営の仕方も台湾はすごいので、そこから学ぶこともあるなと感じました」と感想を語っていた。

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