橋下徹氏 早大時代の“師”川勝知事の“差別発言”に「取り返しがつかない辞職は当然の発言」

[ 2024年4月7日 15:38 ]

橋下徹氏
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 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(54)が7日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。静岡県の川勝平太知事が5日、県庁で記者団の取材に応じ、県の新規採用職員への訓示での「県庁はシンクタンク。野菜を売るのとは違う」などとした自身の発言を撤回し、謝罪したことについてコメントした。

 川勝氏は「不愉快な思いをさせたことを申し訳なく思っており、心からおわびする」と述べ、「なりわいの違いを申し上げたつもりだったが、職業差別と捉えられている、その説明は通じないと多くの場所で指摘された」と続けた。

 1日の訓示で川勝氏は「県庁はシンクタンク。野菜を売ったり、牛の世話をしたり、ものをつくったりとかと違い、皆さまは頭脳、知性が高い人たち」と発言。その後6月の県議会で辞職する意向を表明した。3日に記者会見し、発言について謝罪したが、撤回しない方針を示していた。県によると、訓示やその後の会見などでの発言に対し、5日午後5時までに2400件を超える抗議や苦情が寄せられた。

 フジテレビ解説委員の松山俊行氏が「大学時代、川勝さんが教授だった時の講義を受けていたということですけれども、この辞任理由をどう受け取ました?」と聞くと、橋下氏は「講義受けてなくて、単位だけ取っただけで。あの当時の早稲田は授業を受けなくても」と苦笑い。松山氏の「出席しないで、出席したことにしてってことですか?」には、「あははは、それはもう時効で」と言いつつ、川勝氏の授業について「試験が難しかったから評判が悪かったって、それだけ熱心な方だったんですが、ただ、教養とか学問というのを持ち出して、ある職業の方に知性が無いと思わせるような発言は、僕は取り返しがつかない辞職は当然の発言だったと思いますけどもね」と自身の見解を述べた。

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