役所広司 「VIVANT」せりふ回しに驚いた実力派俳優「一度も間違ってないんじゃないですかね?」

[ 2023年12月10日 22:30 ]

役所広司
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 俳優の役所広司(67)が、10日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)にゲスト出演し、同局日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」の収録裏話を明かした。

 この夏最大の話題作は、謎が謎を呼ぶ展開で毎週のように話題になり、考察が大流行。最高視聴率19・6%をマークした。作品に登場し、実在が噂される自衛隊の秘密情報部隊「別班」は、今年のユーキャン新語・流行語大賞の30語にノミネートされた。

 豪華なキャストも話題になった。堺雅人、阿部寛、二宮和也、二階堂ふみら主役級の実力派俳優陣がズラリ。さらに、その収録スタイルから、せりふをトチる場面もほとんどなかったという。「福澤(克雄)監督の撮影は1回だけ段取りをやって、もうホントに(すぐに)本番に行くので、(共演者たちは)本番に行くくらい、せりふに関しては自分で練習してきているので、結構誰も間違わないんですよ、せりふを。嫌~な現場なんですよ」。ジョークをまじえて明かした。

 一方、役所はどちらかというと、かんでしまうタイプだという。「僕なんか時々間違うんですけど。(共演者たちが)かんだりしないので、おもしろくないんですよ」。さらに驚いたのは、堺のせりふ回しだという。「一番膨大なせりふをしゃべるのは、堺さんがいるんですけど、彼がもう…一度も間違ってないんじゃないですかね?“堺さん、一度もかんでないね”、“いやあ、かんでますよ”って。かんだか分からないくらいなんですよ、彼の場合は」と舌を巻いた。

 役所はバルカ共和国で謎の組織「テント」を率いるノゴーン・ベキを、血のつながっていない息子ノコルを二宮が演じた。役所は「二宮さんもかまないんですよ?ほとんど。で、かんだ時があったんですよ。“かんだね”って言ったら、僕はうれしくて。1人、仲間が増えたような感じがあり、“ようこそ、かみ組に来たね”って感じ」と、にこやかな表情で明かしていた。

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