「どうする家康」家康「浅井につきたい」まさかの理由に反響!小平太がネット代弁「えっ?」葛藤劇に重点

[ 2023年4月24日 05:30 ]

大河ドラマ「どうする家康」第15話。織田信長からの命令に、フラストレーションがたまる徳川家康(松本潤)(C)NHK
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は23日、第15話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第15話は「姉川でどうする!」。近江・姉川を挟み、浅井長政(大貫勇輔)との決戦が迫る中、先陣を務める徳川家康(松本潤)のもとに裏切りを呼び掛ける密書が届く。このまま織田信長(岡田准一)に従うべきか?家臣の中でも意見が分かれ、紛糾。そこへ織田軍から家康陣へ銃弾が撃ち込まれる…という展開。

 織田・徳川連合軍VS浅井・朝倉連合軍の「姉川の戦い」(元亀元年、1570年)が描かれた。

 岡崎城から引間城に移れと信長に命令され、家康のフラストレーションは頂点に。自陣に戻ると「腐れ信長が!あほたわけ信長!」と罵詈雑言を吐いた。

 “義の男”長政の密書を受け取り、家康は「わしは浅井長政につく。織田信長を、討つ!」。酒井忠次(大森南朋)は「義なんてものは綺麗事!屁理屈にすぎませぬ!」などと説得した。浅井・朝倉軍が動き始め、ほら貝の音。決断の時が迫る中、家康はそれでも「わしは、浅井につきたい」「浅井殿が好きだからじゃ」――。

 榊原康政(小平太、杉野遥亮)は「えっ?好きだから?」と驚き、拍子抜け。家康は「何が幕府か。将軍など、人の金平糖を奪い取るたわけではないか!たわけとうつけの軍勢じゃ」。そこへ織田軍から家康陣へ銃弾が撃ち込まれると「おまえにコキ使われるのはもうたくさんじゃ!」と絶叫した。

 今度は石川数正(松重豊)が「しかし(信長を)倒した後どうするのか」などと進言。忠次は「恐らく、あの桶狭間の後のぐっちゃぐちゃに逆戻りじゃなあ」。数正は「殿、あのぐっちゃぐちゃをもう一度やりますか?もう一度やって生き延びられるとお思いでござるか?」などと問うた。

 家康は「んー、皆の者。敵は…敵は」と顔を歪め、密書を破り「浅井・朝倉!かかれー!」と苦渋の決断を下した。

 冒頭、織田信長の退却戦「金ヶ崎の退き口」(同年)の合戦シーン自体は描かれず「数日後」のテロップと「その後、なんやかんやありましたが、無事、金ヶ崎の戦いを乗り切ったのでありました」(語り・寺島しのぶ)。姉川の戦いも心理戦、葛藤劇に重点が置かれた。

 次回予告で話題だった「浅井につきたい」のアンサーが判明。SNS上には「盛大に吹いた」「理由として好きよw」「戦国じゃ私情挟むのは御法度でしょ」「何となく分かる。好きだからは強い」「まさかの浅井殿が好きだから!それに比べて忠次の冷静さ」「榊原くん、視聴者の意見代弁w家康、金平糖の恨みw」「岡田信長が聞いたら、また泣いちゃう」などの声が続出。「好きだから」がYahoo!リアルタイム検索の上位に入るなど、反響を呼んだ。

 三河・岡崎から遠江・浜松へ居城を移した家康。武田信玄(阿部寛)との決戦が近づく。

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