芦屋に誕生した史上最年少市長・高島崚輔氏の素顔 灘高恩師が明かす「ガリ勉のイメージまったくなかった」

[ 2023年4月24日 18:18 ]

高島崚輔氏インスタグラム(@takashimaryosuke)から

 23日に投開票された兵庫県芦屋市長選で無所属新人のNPO法人理事長、高島崚輔氏(りょうすけ、26)が初当選し、史上最年少の市長が誕生した。24日に放送されたMBSテレビ「よんチャンTV」には、灘中・灘高時代の恩師がVTR出演。高島氏の人柄などについて語った。

 高島氏は1997年2月生まれ、大阪府箕面市出身。灘中、灘高時代の生徒会活動がきっかけで芦屋市と関わるようになり、市政に興味を持ったという。その後、東大を経て米ハーバード大にを卒業。在学中に世界の都市を訪れ、町づくりを勉強したり、全国の中高生の海外への進路開拓を応援するNPO法人の理事長に就任。外務省・経産省でのインターンシップや一般企業でAI・データサイエンスの教材開発も経験したエリートだ。

 趣味はラグビーで、実は阪神タイガースファンという一面も持つ。TikTokには2人の弟との動画をあげているが、番組では「3人とも“かしこ”」と称し、次男・は甲陽学院卒、ブリティッシュコロンビア大学生。三男は現役の灘高生で生徒会長を務めていると紹介した。

 元灘中・灘高の教員で、高島氏を指導した木村達哉氏は「ガリ勉のイメージはまったくないですね。むしろオマエ勉強してるの?って感じで…ボランティアをやったり、学外のこともいろいろやっているイメージ。熱量はかなり高いですね」と印象を振り返った。生徒会長も務めたが、「すごく人の話を聞く人。下級生の意見もいっぱい聞きながらガンガン動いてた生徒会長だったので、良いリーダーになれるんじゃないですかね」と評した。

 最年少市長になる教え子に、「今当選したばっかりなので、まずは芦屋市のために死ぬほど働け、汗水たらしてしっかり働け」とエール。「ゆくゆくは首相ぐらいまでいってほしいと思いますけどね」と期待していた。  

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2023年4月24日のニュース