東大卒芸人 鉄道サービスの行く末に懸念「商店街とかを衰退させる方向に…本末転倒じゃ」

[ 2024年5月3日 21:57 ]

大島育宙
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 東大卒芸人として知られるお笑いコンビ「XXCLUB」の大島育宙(31)が3日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)にコメンテーターとして生出演し、鉄道サービスの変化について自身の考えを示した。

 番組では、JRのみどりの窓口やキオスクの減少、さらには時計やゴミ箱の撤去などで、利用客が不便を強いられているとのネット記事を紹介した。

 大島は「インフラとしてただ人を輸送するのではなくて、そこを過ごしやすくするインフラとしてのゴミ箱とか、究極的にはトイレとかがなくなる可能性もあるわけじゃないですか?このままいくと。そうなっちゃうと、インフラとしてサボってるということになっちゃう」と指摘。「時計とかはあってくれよと僕は思います」と要望を口にした。

 サービスが削られる一方で、駅ビルや駅構内は高級化し、インバウンド狙いとみられる店舗も増えた。大島は「力の入れ方が間違っている気がするのは、地域の駅前の商店街とかを盛り上げる、商店街に人を運んで、その地域でお金を落としてもらうための走路だった鉄道が、商店街とかを衰退させる方向に向かっちゃっている。駅ビルがどんどんデカくなる一方で、土地の文化が衰退していっていることはあって、それはだいぶ本末転倒なんじゃないか」と、首をひねった。

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