大和田美帆 「あれほど辛いことはない」母・岡江久美子さんとの別れから3年「母への憧れは強くなる一方」

[ 2023年4月24日 14:23 ]

女優の大和田美帆
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 女優の大和田美帆(39)が23日、自身のインスタグラムを更新。新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった母で女優・岡江久美子さん(享年63)との別れから3年が経過し、思いをつづった。

 「4月23日。あれから3年経ちました」と報告。「今日は『はなまるマーケット』のスタッフの皆様が『岡江さんの話をしましょう会』を催してくださり。家族で参加しました。やっと皆様にお会いすることができました。VTRに映る、明るく楽しい母に励まされ、母を慕ってくださる多くのスタッフさんのお話を聞き、母への憧れは強くなる一方です」とつづった。

 「3年前は亡くなった日よりも亡くなる前の3週間が本当に辛くて。こんなことが起こって良いの?と何度つぶやいたでしょう」と回顧。「入院しても一度も会えず 1人で亡くなっていくのを家で待つしかなかったなんて。亡くなっても会えなかったなんて。この先の人生であれほど辛いことはないと思います」と振り返った。

 続けて「今思えば 辛すぎて向き合おうとしてませんでした。考えないようにしてまるで平気ですという風に自分自身を麻痺させていました。そして3年経って、まだ少し麻痺が残ってることに気付かされます」とも。「自分を守るために 仕事に集中するために 娘を育てるために今年もしっかり向き合うことはできませんでした」とその辛い胸の内を明かした。

 「あの時の辛さを思い出すと深い穴に落ちてしまうような怖さがあり 自然と蓋(ふた)をしているんだと思います。それでいいのだとも思っています」と大和田。「私は普段は母について笑いながら話し、仕方がなかったのだと全て受け入れている様に振る舞います。どんなことにも意味があるのだ。そう前向きに考えます。それは決して無理してる訳でもなく私自身がそれを選んでいてそれでいて嘘でもないんです。そうなるといいなぁと思いながら話していたら、本当の想いが少し有耶無耶(うやむや)になりなんだか前向きになれます。それで十分だなぁと思うのです」とづつった。

 「時間を戻すことはできないしこの寂しさはなくならない。だからこそ 想像もしていなかった『今』を精一杯生きるしかない。失ったものではなく 与えられてる『今』を大切に感謝して生きるしかない。何よりも1番の救いは太陽のように明るくパワフルだった母の温かさや強さが、まだ私に力を与え続けてくれていることです。何年経っても弱まることなく母の愛は注がれ続け、私を励まし続けるでしょう」と記した。

 「母が愛した友人たちやスタッフの皆様にも支えられて励まされて
私はたくましく、時にたくましすぎながらも前を向いて生きられるのです。いつか ワガコにもそうやって前向きにたくましく生きてもらうために。そして母によくがんばったね。と褒めてもらうために。そんな目標に向かって これからも私なりに精一杯生きていきたいと思います。普段から御心を寄せてくださるみなさまに感謝いたします。これからもよろしくお願い致します!」とした。

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2023年4月24日のニュース