ナオト・インティライミ W杯日本の成長「Jリーグ30年の歴史がつむいだ“魂のリレー”」個人的MVPは

[ 2022年12月6日 20:34 ]

ナオト・インティライミ
Photo By スポニチ

 シンガー・ソングライターのナオト・インティライミ(43)が6日、SBSラジオ(静岡放送)の静岡サッカー熱血応援番組「ヒデとキトーのFooTALK!」(火曜後7・00)にリモート出演。PK戦の末に敗れたW杯「日本―クロアチア」について語った。

 3歳からサッカーに親しみ、柏レイソルのジュニアユースにも所属したナオト。MCのお笑いコンビ「ペナルティ」のヒデと熱いトークを展開した。クロアチア戦について「もの凄い悔しくてぼう呆然としてたけど、少し経って今の感覚は新しい扉の鍵は開けたな…あと4年後扉を開けるだけだな、と」と前向きに語った。

 日本の得点には「大興奮!見事にデザインされたコーナーでしたね。あの7分くらい前から、ゴールのにおいがプンプンしてた。功労者(前田)のゴールに皆がうれしくなった」と振り返った。PKについては、「クロアチアは修羅場でPKやってきて経験値が違ったんだろうな。日本はもうちょっと調子のいい、試合で活躍した選手から蹴るべきだったんじゃないかな…という個人的な思いはあります」と吐露した。

 ドイツ、スペインへの勝利には「10回やって7回負ける相手。2回引き分けて1回勝てるかどうか…。それを2回やったのは奇跡やまぐれじゃない」と評し、「30年のJリーグの歴史がつむいだ象徴的な2試合だったなと思う。魂のリレーというか…選手、サポーター、スタッフみんなが繋いできて、積んできた結果、あれになった」と実感を込めた。

 また、アーティストらしく「BTSが世界的なアーティストになったのも、韓国が国政をあげて20年生み出してった歴史。江南スタイルがあったりとか、積んできた歴史」と、国策として強化してきた韓国カルチャーを例に、日本サッカーの成長を表現した。

 リスナーからは今大会の日本代表のMVPを問われ、「難しいなあ…」とひとしきり悩んだ末に「プレーで沸かせた意味では三笘だし、雰囲気をつくったのは長友。でも僕は、吉田麻也かな。麻也がいてこのチームは成り立っていたかなと思う」と力を込めた。  

続きを表示

2022年12月6日のニュース