ジェジュン 両親に姉8人の大家族、バイトで家計支え 過酷な一人暮らしも「すごくいい経験だった」

[ 2022年11月25日 14:22 ]

ジェジュン
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 韓国人歌手ジェジュン(36)が25日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。同番組は15年ぶりの出演で、韓国で暮らす家族やデビュー前の生活について語った。

 姉が8人おり、両親含めて11人の大家族。実家はソウルから1時間半ほどの距離にあり、かつては「古民家みたいな家で、一つの部屋は親が使って、きょうだいはリビングで寝てたんですよ。僕の子供のころはそれが当たり前だったけど、大人になってからあの生活はきつかったんだなと思いました」と回想。

 現在はジェジュンがプレゼントした広い家で暮らしている。「お正月とかお盆に家族全員集まることができる。プレゼントしてよかったなと。エレベーターとサウナもつけて。(姉たちが集まれるように)駐車場と泊まれる個室も多くしました。子供の時に大変だったので、広い家に両親を住まわせたいという思いだったのですごく幸せです」と親孝行できたことを喜んだ。

 大家族ゆえ、子供のころアルバイトしながら家計を支えた。「新聞配達やチラシ配り、工事現場で働いてました」。両親は朝鮮戦争を経験しており、「父親は保守的でかっこいい人なんですけど。厳しくてつらかったですね、正直。今はすごく優しいですが、当時は厳しくて何やってもダメと言われましたし。歌手になりたいっていう夢を持ってた時もダメだ、やるなら一人でやれと。なので一人でソウルに行って、オーディションを受けて。ソウルで一人暮らししながらやっていました」と15歳でソウルに上京した当時を振り返った。

 8人の姉とは仲良しで、「お姉ちゃんの一人が、ソウルへのバス代とかを出してくれたりして」と感謝。「8人のうち、1人、2人くらいは応援してくれましたけど、ほかのお姉ちゃんは『あなたができるの?』って。すごく田舎で、その地域で生まれて芸能人になったのはたぶん僕が初めてだったので」と周りも半信半疑だったという。

 ソウルに上京直後は「そこからがつらかった。夢をかなえるために15歳で上京したけど、生きていくのが精いっぱい」。練習生としてレッスンなども受けなければならず、毎日バイトはできなかったため「チラシ配りとかエキストラとか、1日1万円くらいもらえるような仕事をしながら頑張りました」となんとか食いつないだ。スターとなった今は「その経験のおかげで、今もっとつらいことがあっても乗り越えられる。すごくいい経験でした。デビューが決まった時はやったー!ってなりました」と語った。

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2022年11月25日のニュース