舛添要一氏、W杯日本サポーターのゴミ拾い活動に異議「世界が評価しているという報道もあるが」

[ 2022年11月25日 09:45 ]

舛添要一氏
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 前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(73)が25日、自身のツイッターを更新。FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグ初戦で、日本のサポーターがスタジアムのゴミ拾いをして世界中から称賛されていることに対し言及した。

  23日の試合で、日本は優勝4度を誇るドイツに2―1で逆転勝ち。FIFA公式ツイッターは、整理整頓された試合後の日本代表のロッカールームの画像をツイッターに投稿し、「日本のサポーターはスタジアムのゴミを片付け、@jfa_samuraiblueは、このようにハリファ国際スタジアムの更衣室を後にしました。ピカピカ。Domo Arigato」とつづった。また、現地で観戦した人々のツイッターには、ゴミ拾いをする日本人サポーターの動画などが投稿され、称賛されていた。

 これに対し舛添氏は「日本のサポーターがスタジアムの清掃をして帰るのを世界が評価しているという報道もあるが、一面的だ」と疑問を吐露、「身分制社会などでは、分業が徹底しており、観客が掃除まですると、清掃を業にしている人が失業してしまう」とし「文化や社会構成の違いから来る価値観の相違にも注意したい。日本文明だけが世界ではない」と指摘した。

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2022年11月25日のニュース