消費税増税は近い? 岸博幸氏が断言「数年の間に実現するか、それは…」「どっかでしなきゃいけない」

[ 2022年10月31日 16:14 ]

岸博幸氏
Photo By スポニチ

 元経産官僚で慶大大学院教授の岸博幸氏(60)が31日、日本テレビ系「情報ライブミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に生出演。消費税増税の可能性について語った。

 番組では、26日の政府の税制調査会で「消費税率が10パーセントで財政がもつとはとても思えない」など、税率引き上げに向けた議論が相次いだことが伝えられた。

 これを受けて、MCの宮根誠司は「消費税率が一番手っ取り早いとはいえ、このタイミングで消費税増税っていうのは受け入れられないんじゃないですかね」と口に。すると経済評論家の加谷珪一氏は「今、タイミングとしては議論するところではないはず」と同意。その上で「税調からこの話が出てきたということは、おそらく3年間選挙がない“黄金の3年間”に、この議論を深めておきたいという政治的思惑があるのかなという印象です」と予測した。

 また、岸氏は「将来的にはどっかで増税しなきゃいけないんですけど、これをこれから数年の間に実現するか、それは絶対にありません」と断言。その理由について、「財務省は上げたいんですけど、政権支持率がこれだけ低い数字が続く中、消費税増税を打ち出したら政権終わっちゃいますから。だからそれよりも法人税とか所得税をちょこちょこ増税を何とか乗り切って、最後に消費税にくるんだろうなという気はしますね」と予想した。

続きを表示

2022年10月31日のニュース