熱狂的オリ党 なにわ男子・藤原丈一郎 逆転Vを称賛「奇跡!奇跡が起きました!」

[ 2022年10月31日 05:00 ]

オリックスの優勝に喜ぶなにわ男子・藤原丈一郎(撮影・後藤 正志)
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 熱狂的オリ党も待ちに待った26年ぶり栄光の瞬間に酔いしれた。なにわ男子の藤原丈一郎(26)は「奇跡の日本一だ!」と2勝先行されてからの逆転Vを手放しで称賛。お笑い芸人のたむらけんじ(49)も歓喜の声を上げた。

 悲願達成に「奇跡!奇跡が起きました!」と絶叫した。オリックスが前回、日本一になった1996年生まれ。いつもは額縁に入れ、自宅に飾っている当時の復刻版ユニホームを着て声援を送り続けた藤原にとって初めて見ることができた景色は格別だった。

 シリーズ7戦中、第2戦と第5戦を除いてスタンドから応援。この日は仕事終わりで急いで駆けつけた神宮で待ちに待った瞬間を見届けた。2敗1分けという大劣勢からの見事な逆転劇には「この1週間はずっと胃が痛かったです」と正直な思いを打ち明けた。

 ただ、選手らの最後まで諦めない戦いぶりを連日、目の当たりにし、なにわ男子のデビューシングル「初心LOVE(うぶらぶ)」にある歌詞の、♪運命(キセキ)は待ってたんだ…が頭でグルグル回っていて「“キター!これや”って思いました」と目をキラキラ。「ありがとうオリックス!最高のハッピーサプライズでした」と喜びをかみしめた。

 今季はリーグ戦も最終戦までもつれ込んだ劇的逆転Vだったことも思い起こした。「奇跡的に優勝し、日本シリーズだって序盤戦見てほとんどの人がヤクルトって思ってたでしょ?そんな中で“こんなことあります?”って感じです」。特に吉田正尚がサヨナラ弾で決めた第5戦を「プロ野球界に残る名試合」だったと力を込める。

 来月3日にはチームが大阪市内での御堂筋パレードに登場予定で「日本一のオリックスを見たいと思っていた」と万感。ただ、当日は横浜アリーナでライブがあるため、雄姿は見届けられないが「ライブの中で僕たちもトロッコに乗る場面がある。僕は横浜で、一緒にパレードした気分になってきます」とおどけてみせた。

 「僕らもたくさんの先輩方がいる中で皆さんに追いつき追い越せるように。オリックスが日本一になったので、嵐さんみたいに、国民的スターという看板をいずれ背負えるよう頑張ります」。日本一をもぎ取ったチームになぞらえ、自らの飛躍も誓っていた。

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2022年10月31日のニュース