大悟の不器用すぎる父「がんばってる」けど…孫娘へのかみ合わない溺愛ぶりに「切ない」の声

[ 2021年8月7日 14:07 ]

「千鳥」の大悟
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 お笑いコンビ「千鳥」の大悟(41)が、6日放送のフジテレビ系「人志松本の酒のツマミになる話」(金曜後9・58)に出演し、自身の父の不器用すぎるエピソードを披露した。

 大悟はある日、小さな娘を連れて、島にある実家へ里帰り。なかなか帰れない一家のため、両親は溺愛する孫を楽しませようと、趣向を凝らしてくれたという。父は孫の花火を付けるためライターを持ち、正面から降りかかる火の粉もものともせず、「楽しいか~!」と大ハッスルだったという。そんな姿を大悟は「お父、がんばってるなと思って」とほほえましく語った。

 花火の後は、かき氷を食べる約束をしていたが、ここでハプニングが発生。かき氷用の氷を用意するのを忘れてしまったという。「うちの娘からしたら『氷がない。ほんじゃコンビニに買いに行こう』(という感覚)。でも、島にコンビニがない。その夜にもう氷を手にすることができない。でも、これを東京で育った5歳の娘に説明のしようがないんです」と大悟。コンビニがないことを理解できない娘は、次第に「うそついてる、うそついてる。じいちゃん、ばあちゃんがかき氷を食べさせないためにうそついてる」と泣きそうになってしまったという。

 ここで機転を利かせた大悟の妻が、娘を風呂に入らせると、娘の機嫌は元通りに。大悟は「テンション上がったんやろな。かき氷のことなんか忘れて」と振り返った。ところが、母屋で寝ようとしていた娘の前に、汗だくで口にタオルを加えた父が登場。手に持った袋には、ギッシリと氷が入っていたという。大悟は「夜の9時くらいに走り回って、近所のじいさん、ばあさんに『氷くれ』(と頼みに回った)としか考えられない」と、孫のために一生懸命な父に驚いていた。

 ところが、娘の反応は思ってもみなかったものだった。「(父が)うちの娘に『かき氷できるよ』って氷を持って。娘、もう忘れとるから、『じいじ、お休み』って」。汗だくの努力が徒労に終わった父は、氷を後ろ手に持って「お休み」と答えたという。その無念を察するように、出演者たちからは笑いと「切ない…」という声が漏れていた。

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2021年8月7日のニュース