杏、不倫慰謝料請求せず…東出昌大と連名で離婚報告「今後は親として成長し、協力し合う関係を」

[ 2020年8月2日 05:31 ]

女優の杏(右)と俳優の東出昌大
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 女優の杏(34)と俳優の東出昌大(32)が1日、離婚したことを双方の所属事務所を通じて発表した。報道各社に宛てたファクスで「このたび、私たち夫婦は離婚いたしましたことをここにご報告させていただきます」とした。関係者によると、7月31日に代理人が離婚届を提出した。

 東出と女優の唐田えりか(22)との不倫が原因で、別居してから約7カ月。ファクスは連名の直筆署名入りで「今後は子供たちの親として成長し、協力し合う関係を築いていきたいと思います。多くの方々にご迷惑、ご心配をおかけしてしまいましたが、どうぞ温かく見守っていただけますと幸いです」と呼び掛けた。

 双子の長女(4)と次女(4)、長男(2)の親権は杏が持つ。東出は養育費を払い、杏と協力して育児していく。関係者は「夫の不貞が原因となった離婚ですが、杏さんは慰謝料を求めなかった」と明かした。

 離婚成立で不倫騒動に終止符が打たれた形だが、東出は今後もいばらの道が続く。騒動によるCM降板などで生じた損害は約2億円。関係者は「子供3人分の養育費とともに、所属事務所が立て替えている巨額の違約金を長年かけて返済していくことになる。ドラマや映画、舞台のオファーが少しずつ寄せられているとはいえ、タレントイメージの悪化でCM復帰は困難。金銭的には厳しい状況が続くだろう」と語る。

 杏は別居とともに離婚の覚悟を決め、3月には弁護士を立てて離婚協議を求めてきた。このタイミングでの離婚となったのは、7月23日公開の東出の出演映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」の関係者に迷惑がかからないように配慮したためだという。

 ◆杏(あん)1986年(昭61)4月14日生まれ、東京都出身の34歳。15歳でファッション誌「non―no」の専属モデルに。07年、テレビ朝日ドラマ「天国と地獄」で女優デビュー。11年、フジテレビ「名前をなくした女神」で連ドラ初主演。13~14年のNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」でヒロインを演じた。現在はTBS「世界遺産」のナレーターを務めている。1メートル74。血液型A。

 ◆東出 昌大(ひがしで・まさひろ)1988年(昭63)2月1日生まれ、埼玉県出身の32歳。高校時代にファッション誌「メンズノンノ」の専属モデルに。パリ・コレクションにも出演。12年、映画「桐島、部活やめるってよ」で俳優デビュー。13~14年、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」「ごちそうさん」に2作連続で出演。14年、映画「クローズEXPLODE」で映画初主演。1メートル89。血液型A。

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