藤原紀香「歴史的な瞬間…涙が出てきました」 夫・愛之助も出演、5カ月ぶり歌舞伎座再開に喜び

[ 2020年8月2日 20:25 ]

藤原紀香
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 歌舞伎俳優・片岡愛之助(48)の妻で、女優の藤原紀香(49)が2日、自身のブログを更新。1日に東京・歌舞伎座で約5カ月ぶりとなる歌舞伎公演が幕を開けたことを喜び、「涙が出てきました」と思いをつづった。

 新型コロナウイルスの感染者が増加する中、歌舞伎座での「八月花形歌舞伎」は徹底した感染防止対策をとって1日に開幕。愛之助は第1部「連獅子」に出演、力強い毛振りを披露して観客から大きな拍手を浴びた。

 夫の舞台を見守った紀香は「なにより嬉しかったのは、お客様の反応でした」と初日を終えての心境を告白。「一幕目の親獅子、子獅子が登場すると、いつまで続けてくださるのかと思うほどの長い、長いお客様の拍手が歌舞伎座に鳴り響き、舞台にいる全員が感無量の思いで受け止めている...その表情が後ろの席でも見て取れましたし、心が震えました。お客様が“待ってました!”という感染防止対策のため禁止事項である掛け声のかわりに、いつも以上の拍手で思いを舞台に届けてくれているのだと思うと胸が熱くなり、涙が出てきました」と、久々の舞台を見届けた観客への感謝をつづった。

 愛之助も「感無量で涙が出そうだった」と話していたことを明かし、「本当に、お客様も、迎える側も、その場に居る全員がこの日を待ち望み、どうか無事に最後まで続けられますように...と強く強く願っているような一体感が会場を包んでいた気がします。それは、紛れもなく新しい歌舞伎の歴史的な瞬間だったように思います」と紀香。最後は「どうか無事に千穐楽を迎えられ、今後の歌舞伎やすべての演劇、エンタテイメントの場にも繋がりますよう、心から祈るばかりです」と願いを記し、ブログを締めくくった。

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