大迫傑「急に世界との差が縮まるわけじゃない」 東京五輪では「よりスマートに、より戦略的に」

[ 2020年3月9日 10:38 ]

大迫傑
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 東京五輪マラソン男子代表に内定した日本記録保持者の大迫傑(28=ナイキ)が9日、日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に生出演。東京五輪への抱負を語った。

 大迫は出場が内定した五輪へ向けて「急に世界との差が縮まるわけじゃないので、今のレベルでいかに勝負していくかというのを考えないといけない」とコメント。勝負の方法については「よりスマートに、より戦略的にやるのが大事」と話し「東京マラソンで、あのようなレースができたのは大きい。北海道とはいえ、暑くなると思うので自分以上の力でいってしまうと落ちてしまうと思う。“待ち”のレースとうか、“受け”のレースになってしまうと思うけど、チャンスがあったら勝ちにいくって(戦略を)考えてる」と明かした。

 3日の東京マラソンを終えたばかりだが、東京五輪は約3カ月後。そこまでの期間を「短いと思う」としながらも「(ピークの)波をつくる必要があるので、まずは、心身ともに休んで、また(コンディションを)上げていきたい」と語った。最後は五輪への思いを「自然体」と表現した大迫。「焦らず、じっくり、自分の力を信じてやっていきたい」と前を見据えた。

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2020年3月9日のニュース