志らく マスク大量出品の静岡県議に「悪いことしてませんよって…」

[ 2020年3月9日 11:29 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(56)が9日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。静岡県焼津市選出の諸田洋之県議(53=無所属)が医療用マスクを大量にネットオークションに出品していたことに言及した。

 新型コロナウイルス感染拡大によりマスクの品薄が続き、1セット2000枚がおおむね数万~十数万円で落札されていた。諸田氏は出品を認めた上で「在庫品の出品だ。1円からのスタートで市場価格に任せていたので問題ない。悪いことをしたとは思っていない」としていたが、9日の記者会見では「マスクの市場価格が上がっていく状況を「需要が高まっているんだろうなと意識していた」とし、記者から出品に対する認識を問われると「道義的な責任があり、県議として配慮を欠いていたと反省している」と述べた。

 志らくは「(ネットオークションで)もうけたお金を今回のいろんな困っている人に渡すっていうならまだ分かるんだけど、自分の懐に入れるってことでしょ。悪いことしたとは思ってないって…普通、政治家だったらば、これだけマスクがあるんです。それを病院に寄付しましたって言えばね、こんな美しい話はないんで。これはおかしいですよ、開き直っているのが。悪いことしてませんよって、気になるどころか悪い人じゃないですか。普通に考えて悪い人ですよね」と指摘した。

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2020年3月9日のニュース