長谷川博己主演「麒麟がくる」第8話は13・7% 信長が本格登場 BS“早麒麟”好調4・5%

[ 2020年3月9日 09:28 ]

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主演を務める長谷川博己
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 俳優の長谷川博己(42)が主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)の第8話が8日に放送され、平均視聴率は13・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが9日、分かった。

 初回19・1%と好発進。第2話=17・9%、第3話=16・1%、第4話=13・5%、第5話=13・2%、第6話=13・8%、第7話=15・0%、第8話=13・7%と推移している。

 本放送の2時間前に放送され“早麒麟”の愛称で親しまれるBSプレミアム(日曜後6・00)は4・5%。初回3・3%の後、第4話=4・0%、第5話=4・5%、第6話=4・7%と3週連続の番組最高更新。第7話=4・7%、第8話=4・5%と好調をキープしている。本放送が待ち切れない視聴者が多くなってきたとみられる。BSの視聴率は「3%台で健闘、4%台で異例」とされ、2016年「真田丸」は最終回まで10週連続5%台と驚異的な数字を叩き出した。「麒麟がくる」のBSの推移も注目される。

 テレビ朝日「ポツンと一軒家」(日曜後7・58)は20・4%、日本テレビ「世界の果てまでイッテQ」(日曜後7・58)は15・4%だった。

 大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた名手・池端俊策氏(74)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生にスポットを当てる。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」だった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描く。

 第8話は「同盟のゆくえ」。尾張の海辺で、漁師たちから慕われている奇妙な出で立ちの織田信長(染谷将太)を目の当たりにした光秀(長谷川)。この男に帰蝶(川口春奈)を嫁がせていいものかと葛藤するが、母・牧(石川さゆり)は美濃の国の行く末のことを一番に考えることが大事だと告げる。光秀が自分の気持ちに応えることがないと分かった帰蝶は、光秀の口から「尾張に行って美濃にない海を見るべきだと、背中を押してほしい」と条件をつける…という展開だった。

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2020年3月9日のニュース