安藤優子&高橋克実 売り上げ888万円のマスク出品県議バッサリ「こんなことするか?」

[ 2020年3月9日 19:27 ]

高橋克実
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 安藤優子キャスター(61)が9日、フジテレビ「直撃LIVE グッディ!」(月~金曜後1・45)で静岡県焼津市選出の諸田洋之県議(53=無所属)が医療用マスクを大量にネットオークションに出品していたことに言及した。

 諸田県議は9日、県庁で記者会見し「マスクは2月4日から計89回出品し、総額約888万円を売り上げた。不快な思いをさせた人におわびする」と述べた。マスクはMERSコロナウイルスの感染拡大が顕著となった2015年に、経営する貿易商社で中国から仕入れた在庫品だという。新型コロナウイルス感染拡大によりマスクの品薄が続き、諸田県議によると、1セット2千枚を1~数セット単位で出品し、約3万~約17万円で落札されていた。売り上げ888万円は、法に触れない形で県のコロナウイルス対策に回すとした。

 安藤キャスターは「会社の利益であって、自分の利益ではないという理屈なんですが、個人名でオークションに出したんですよね?そこからして矛盾していると思う。ここまでするか、こんなことするか?って」とコメント。

 コメントを求められたMCの高橋克実(58)は「自分の仕事というか、立場というか、今この状況でやったらこういうことになるんだとか、全く分からないのか」とバッサリ。

 「(マスクの)在庫をもっていて、寄付行為がダメなのであれば、原価なりで医療機関に“どうぞ買ってください”とすれば、反対に別の意味で(好意的に)名前が上がったと思う。なんでそういう発想にならないのか。人のために何かやろうと志して議員さんになったのでしょ。それがこういう結果になるのが、不思議でならない」と県議の行為を嘆いた。

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2020年3月9日のニュース