俳優の内田勝正さん死去 75歳 「水戸黄門」「暴れん坊将軍」出演

[ 2020年2月5日 15:39 ]

 俳優の内田勝正(うちだ・かつまさ)さんが1月31日に死去した。75歳。千葉県出身。内田さんが副理事長、俳優の西田敏行(72)が理事長を務める日本俳優連合が5日に発表した。今月2日に家族葬が営まれた。

 発表された文書で「10年前に、胃がんを患い小康状態の中で出演家の仕事、共同組合 日本俳優連合、その他実演家団体の役職を務め、実演家の就業状態の改善に尽くしてくださいました」としのび、「昨年、体調が思わしくなくなり、入退院を繰り返しておりましたが、2020年1月31日逝去。75歳でした」と伝えた。

 内田さんは、青学大を卒業後、劇団「四季」研究所を経て、同年に劇団「浪曼劇場」へ入団。刑事ドラマや時代劇の悪役として活躍し、TBS「水戸黄門」のほか、テレビ朝日「暴れん坊将軍」、映画「サムライマラソン」などに出演。舞台やラジオなどでも幅広く活躍した。また、同連合の副理事長として俳優の権利や生活の向上に尽力してきた。

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2020年2月5日のニュース