玉川徹氏 新型肺炎クルーズ船10人感染に「ここまで後手後手…ここからは先手を打って」

[ 2020年2月5日 10:44 ]

テレビ朝日の社屋
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 テレビ朝日の玉川徹氏が5日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。厚生労働省が同日にクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員約3700人を検疫した結果、乗船者10人から新型コロナウイルスの陽性反応を確認したと発表したことに言及した。

 クルーズ船の感染者10人の中に重症者はいない。停泊している船から海上保安庁の巡視艇で、神奈川県内の医療機関に搬送。残りの乗客乗員は、必要な期間、船内で待機してもらい、検疫を続行するという。

 玉川氏は「船の中に3700人がいらっしゃって、たぶんここから10日間は少なくとも船の中から出られないということになるんじゃないかなあと思います」と推測。その上で「そうするとさまざまなケアが必要になってくる。同じ所に閉じこもっている精神的なケアだけでなく、持病を持っていらっしゃる方もこの期間だけということで薬を持ってきている量だって決まっていると思う。そういう方々には診断も必要です。感染の有無にかかわらず、そういう方に対して医療的なケアがこれから必要になってきます」とした。

 また「皆さんずっと食堂で食事をとっていたんですが、そういうこと自体が感染者が出たってなると、それをやめなければいけない」と指摘。そして、「今朝の時点で部屋から出ないでくださいって発表があったようですが、これからは部屋の中にずっといていただいて、そこに食事を運ぶ形に変えざるを得ない。いろいろなことがこれから変わってくるので、そういうふうな想定が行われていたのかどうかも含めて、ここまで後手後手になっているので、ここからは先手を打ってちゃんと説明をして納得していただいてってことになっていくんだと思う」と話した。

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2020年2月5日のニュース