ブラマヨ、橋下徹氏「ちいさな世界の大きな問題」で激論

[ 2020年1月5日 05:00 ]

関西テレビの正月特番「ブラマヨ・橋下・モモコが斬る! ちいさな世界の大きな問題 in KANSAI」に出演の(左から)谷元星奈アナウンサー、ほんこん、ハイヒールモモコ、ブラックマヨネーズ・小杉竜一、吉田敬、橋下徹、ファーストサマーウイカ
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 関西テレビの正月特番「ブラマヨ・橋下・モモコが斬る! ちいさな世界の大きな問題 in KANSAI」(1月5日後4・00、関西ローカル)に元大阪府知事、大阪市長の橋下徹氏(50)が登場。ブラックマヨネーズ・小杉竜一(46)、吉田敬(46)、ハイヒールモモコ(55)、ほんこん(56)、ファーストサマーウイカ(29)と「ちいさな世界の大きな問題」について激論を戦わせる。

 兵庫県尼崎市にあるJR尼崎駅北口付近で起こっている「鳴り響くけたたましいサイレンに怯える利用者たち」という大問題。自転車の盗難件数ワースト1位だった尼崎市が、盗難防止のために警報機付きのダミー自転車を駐輪場に設置。盗難件数は半分以下になったが、アラームの感度の高さが原因で、少し触れただけでも警報機が鳴る。そのため、一般の人がびっくりして、気まずくなってしまうトラブルが発生しているという問題。ほんこんは、行政が行う事業に対して感じている問題点に鋭く切り込む。これに対して、橋下氏は、元大阪市長だからこそ知る、行政の意外な発想を明らかにする。

 また、大阪市淀川区にあるムスリムの人たちが集う街“ニシヨドスタン”など関西の外国人街で起こっている、日本人の常識と外国人の常識の違いから起こる問題や、最近なにかとニュースになることが多い小学生の組体操禁止など、教育現場で起こっている問題を取り上げる。

 特に教育問題に関して、出演者がヒートアップ。「友達同士をあだ名で呼び合うこと」や「授業が始まるときの起立・礼」などひと昔前の学校では当たり前だったことが禁止されているという事実に、昭和世代のゲストは驚きを隠せない。どこか寂しさも感じる令和の学校事情に、吉田が提案する。

 小杉は「ちいさい世界の問題が大きい世界の問題につながっているということがわかりましたね」と収録を振り返り、橋下氏は「面白かったですね。真面目な番組なのかふざけている番組なのか。でも小難しい議論をする時に、とっかかりがちいさな問題から入るのは議論しやすい。今日ここで話したことは、国会で議論されてもいいぐらいの熱い議論ができました」と語った。ほんこんも「ええ議論させてもらった。こういうことが国会で議論されたらいいなと思います」と番組に太鼓判を押した。モモコは「こたつのセットなので、視聴者の皆さまの目の前に私たちがいるという感じで、一緒にこの議論に入ってると思って頂いたらいいんじゃないでしょうか」とアピールした。

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2020年1月5日のニュース