上方落語協会の仁智会長 若手落語家大会へ「セクシーに大いに盛り上がって」

[ 2019年9月25日 16:07 ]

島之内寄席「落語チャンピオンシップ」の発表会見に出席した(前列左から)桂米団治、笑福亭仁智、桂春若、(後列左から)桂和歌ぽん、桂三河、露の紫
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 島之内寄席の「島之内若手落語家チャンピオンシップ」(12月28日、銭屋ホール)の発表会見が25日、上方落語協会(大阪市北区)であり、会長の笑福亭仁智(67)、副会長・桂米団治(60)、公演実行委員長の桂春若(67)らが出席。仁智は「環境も大事ですけど、噺家はセクシーさが大事。正々堂々とセクシーに大いに盛り上がってくれれば」と、小泉進次郎環境大臣(38)の国連での言葉を引用して笑わせた。

 島之内寄席は6代目笑福亭松鶴が発案して始まった上方落語協会主催の寄席・興行。「新進落語家競演会」が廃止され、「新しい会を立ち上げてほしい」との要望から若手落語家のアピールの場を新設した。出場資格は平成21年1月以降に入門した11年目までの落語家50人の入門が早い順に、参加意志のある8人が集結。1話10分、タイムオーバーは即失格となる。優勝賞金は3万円で、来年5月の天満天神繁昌亭で開かれる特別公演に前座で出場する特典もある。

 出場するのは笑福亭呂好(39)、露の眞(32)、桂三河(33)、桂治門(37)、露の紫(45)、桂和歌ぽん(28)、林家愛染(32)、桂三語(34)の8人。この日の会見、出演順番を決める抽選には紫、三河、和歌ぽんが出席。優勝賞金の使い道を聞かれ「家賃に充てたい」と三河、和歌ぽんが声を揃え、紫は「一門で何かを食べに行く。足が出るかも」と笑わせた。

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