「なつぞら」大泉洋 水曜日登場にネット反響!注目の役はミルコス社長 貫地谷しほりの結婚パーティー?

[ 2019年9月25日 08:15 ]

連続テレビ小説「なつぞら」第153話。大泉洋の役はアニメ「大草原の少女ソラ」の放送枠のスポンサー、ミルコス食品工業の社長・松武博(右は広瀬すず)(C)NHK
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 女優の広瀬すず(21)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜前8・00)の第153話が25日に放送され、俳優の大泉洋(46)が登場。出演発表時に伏せられ、自身が「北海道と関係の深い人物です」と予告していた注目の役は、主人公・奥原なつ(広瀬)たちが作るアニメ「大草原の少女ソラ」の放送枠「ミルコスまんが広場」のスポンサー「ミルコス食品工業株式会社」の社長・松武博だった。

 松武は「私の祖父は明治の時代に北海道に入植した開拓者でありました。その開拓者精神を受け継いで、私の父がミルコスを創業したのです。祖父と父を代表して皆さまに一言お礼を申し上げたいと馳せ参じた次第です」とあいさつした。

 この日が水曜日で、大泉が出演するHTB(北海道テレビ放送)制作のバラエティー番組「水曜どうでしょう」を連想してか、インターネット上には「水曜日に大泉さんが出てくるとは」「やっぱり水曜日に合わせてきやがったw」「大泉洋を水曜に登場させるの、洒落てるな!」などの声が続出。番組公式ツイッターも「あれ?そういえば…今日は水曜日…?」とつぶやき、反響を呼んだ。

 また、役名の「松武博」は「北海道」を名付けた幕末の探検家「松浦武四郎から採ったんだろうね」の声も。レギュラー出演中の女優・貫地谷しほり(33)が前日24日夜に結婚発表したため、この日の打ち上げシーンが「貫地谷しほりの結婚パーティーみたい」の書き込みも見られた。

 節目の朝ドラ通算100作目。大河ドラマ「風林火山」や「64」「精霊の守り人」「フランケンシュタインの恋」、映画「39 刑法第三十九条」「風が強く吹いている」などで知られる脚本家の大森寿美男氏(52)が2003年後期「てるてる家族」以来となる朝ドラ2作目を手掛けるオリジナル作品。戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家に引き取られた少女・奥原なつ(広瀬)が、高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描く。

 第153話は、大好評のうちにアニメ「大草原の少女ソラ」の放送が終わった。放送後、なつ(広瀬)や坂場(中川大志)、麻子(貫地谷)や神地(染谷将太)たちとスポンサーのミルコスの社長が参加し、番組の成功を祝して打ち上げパーティーをマコプロで開催する。再び、マコプロに次回作を依頼されたと明かす麻子だが、マコプロメンバーは、この作品の製作過程を思い出し、様々な想いが巡り…という展開。

 大泉の朝ドラ出演はヒロイン(土屋太鳳)の父親役を演じた15年前期「まれ」以来4年ぶり2作目。多忙なスケジュールの合間を縫い、全体のクランクアップ直前の8月中旬に撮影を行った。所属する北海道発の5人組人気演劇ユニット「TEAM NACS」のリーダー・森崎博之(47)安田顕(45)戸次重幸(45)音尾琢真(43)は既に今作に登場済みで、大泉が“大トリ”を飾り、メンバー全員の出演がついに実現した。

 安田、戸次、音尾は北海道・十勝編から登場。安田は帯広の菓子屋「雪月」の店主で、なつの幼なじみ・雪次郎(山田裕貴)の父・小畑雪之助を、戸次はなつに絵心を教えた“初恋の人”天陽(吉沢亮)の父・山田正治を、音尾は柴田牧場で働き、なつにとって酪農の良き先生となった戸村菊介を好演。森崎は第19週(8月5~10日)に十勝支庁の支庁長・大清水洋(おおしみず・ひろし)役で登場した。

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2019年9月25日のニュース