裕次郎さん&渡哲也 プライベート音源CD化 17日発売

[ 2019年7月13日 05:30 ]

渡哲也(右)の前で仲睦まじい石原裕次郎さんとまき子夫人
Photo By 提供写真

 石原裕次郎さんと俳優の渡哲也(77)のプライベート音源が初めてCD化された。2枚組みの「石原裕次郎・渡哲也 プライベート」として、裕次郎さんの三十三回忌の命日に当たる今月17日に発売される。

 音源は、解離性大動脈りゅうの手術を受け山中湖の別荘で療養中の裕次郎さんを励ますため、82年9月と83年10月に渡が開いたカラオケ大会のカセットテープ。渡は「裕次郎さんとお酒を酌み交わす機会も多く、よくお声がかかりました。各自、自慢ののどを披露していました。知人やスタッフも入って楽しいひと時を過ごし、大変良い思い出になっております」と当時を懐かしむ。

 今回のCD化に当たっては、「任せるよ」と照れながら話したという。15年6月に急性心筋梗塞の手術を受け、呼吸器系疾患もあり17年9月の宝酒造のCM撮影以降は公の場に姿を見せていないが、昨年9月の同社のCM撮影に参加。石原プロによれば、現在も筋肉が落ちないためのスクワットやストレッチなどのトレーニングを続けており、一日も早い復帰に向け意欲的に取り組んでいるという。

 CDは、1枚は2人が「俺は待ってるぜ」を交互に歌ったり、「岸壁の母」のデュエット、裕次郎さんが「さあ、どんどんいってくれよ」と歌を促す声、周囲の拍手や合いの手もそのまま収録。もう1枚には渡が88年ごろに、友人のスナックで「大きな古時計」などカラオケを楽しむ歌声が収められた。

 加えて、60年12月2日に行われた裕次郎さんとまき子夫人(85)の結婚披露宴で、新婦のリクエストで裕次郎さんが歌う「想い出」も。2人が出会った映画「狂った果実」(56年)の挿入曲で、裕次郎さんが「悪い言葉で言えば、僕とマコ(まき子夫人)ができた曲」とおどけるスピーチ入りだ。また、98年に発売したベスト盤「石原裕次郎ベストヒット20」が、裕次郎さんの等身大布ポスターを封入し限定生産で同時発売される。

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