賀来賢人 オーディションで「ライオン・キング」シンバ役吹き替え声優射止めた 「勝手な自信あります」

[ 2019年7月8日 16:37 ]

映画「ライオン・キング」プレミアム吹き替え版声優発表イベントに出席した(左から)門山葉子、江口洋介、賀来賢人、佐藤二朗、「ミキ」亜生
Photo By スポニチ

 俳優の賀来賢人(29)らが8日、都内で開かれた映画「ライオン・キング」(8月9日公開、監督ジョン・ファヴロー)プレミアム吹き替え版声優発表イベントに出席した。賀来は映画の吹き替えは初挑戦で、サバンナを治めるライオンの王・ムファサを父に、“未来の王”として運命に恵まれ、立ち向かう主人公シンバ役をオーディションで獲得した。

 「小さい頃から大好きで本当によく見ていた」という「ライオン・キング」。さらに賀来の友人が劇団四季でヤング・シンバを演じていたそうで、「最終公演を見に行って、打ち上げにも参加させてもらいって、『愛を感じて』とか『ハクナマタタ』とか一緒に歌って、勝手に縁を感じていた」とも明かした。また、自分の子どものためにも、シンバ役を「絶対にやりたいと思っていた」と力を込め、「本当に全身全霊でやらせていただきました」と話した。

 プレミアム吹き替え版は台詞だけでなく、劇中歌も担当。英語のオリジナル版ではシンバ役を「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」のドナルド・グローヴァー(35)が、雌ライオンのナラ役は世界の歌姫ビヨンセ(37)が演じていることにプレッシャーはなかったかと問われると「もちろん二人は知っていますし、世界中が知っていますし、その楽曲も聞かせていただいて本当に素晴らしかった」と話すが、先に録音してあったナラ役の女優の門山葉子(24)の歌声を聞いた瞬間、「日本版ならではの『愛を感じて』が歌えると確信したので、自分もそこに寄せて歌えたので、勝手な自信があります」ときっぱり。声優は2回目の挑戦でミーアキャットのティモン役を務めた「ミキ」の亜生(30)は賀来の歌声について、「あれ惚れてまうで。僕でも抱かれた~いと思う。すごいいいです」と絶賛した。

 ほかに、王ムファサの弟で王座を狙うスカー役に俳優の江口洋介(51)、自由気ままに暮らし、陽気に生きるプンバァ役に俳優の佐藤二朗(50)が吹き替えを務めた。

続きを表示

2019年7月8日のニュース