仲邑菫初段初勝利に両親ホッ…父の信也九段「自分の勝ちより一番嬉しい」

[ 2019年7月8日 19:40 ]

公式戦初勝利を挙げた囲碁のプロ最年少・仲邑菫初段の父・仲邑信也九段
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 囲碁の最年少プロ、仲邑菫(なかむら・すみれ)初段(10)が8日、公式戦2戦目で、同じ日本棋院関西総本部所属の田中智恵子四段(67)と対戦。146手で白番中押し勝ちし、公式戦初勝利を挙げた。10歳4カ月での勝利で、最年少勝利記録を更新した。

 仲邑初段の師匠であり父である仲邑信也九段(46)は「自分の勝ちよりも一番嬉しい」とホッとした顔を見せた。この日は大阪市内の自宅で囲碁チャンネルでの放送を観戦していたが、勝利が決まって対局のあった日本棋院関西総本部へ駆けつけた。対局については「難しい碁だった。1手間違ってたら形成は変わっていた。ヒヤヒヤでした」と苦笑い。

 元囲碁インストラクターの母・美幸さん(39)は「今年、1勝もできないかと思ってました。良かった」と相好を崩していた。対局後は家族で祝勝会に向かった。

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