市原悦子さん通夜 大河「秀吉」で親子役の竹中直人「あの声が忘れられません」

[ 2019年1月18日 05:30 ]

<市原悦子さん通夜>報道陣の質問に答える竹中直人(撮影・三島 英忠)
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 心不全のため12日に82歳で死去した女優の市原悦子(いちはら・えつこ、本名塩見悦子=しおみ・えつこ)さんの通夜が17日、東京・青山葬儀所で営まれた。

 NHK大河ドラマ「秀吉」(96年)で親子役で共演した竹中直人(62)は「市原さんの肌の柔らかさや、手のぬくもりが忘れられない」と目を赤くしながら思い出を語った。市原さんは秀吉の母「なか」役で、秀吉を深く愛しながらも、時には厳しく叱責(しっせき)する役柄だった。竹中は「あの笑顔で、あの声が忘れられません。僕を見るまなざしだけで僕にとっては十分でした」と目を細めた。

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2019年1月18日のニュース