有森裕子氏、日本女子マラソン界の現状バッサリ「“勝ちたい”という欲求がない」

[ 2019年1月18日 19:00 ]

関西テレビ「おかべろ」に出演の有森裕子さん(左)と岡村隆史
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 関西テレビ「おかべろ」(土曜後2・27)の19日放送に、女子マラソン五輪メダリストの有森裕子氏(52)が登場。岡村隆史(48)、田村亮(47)と爆笑トークを繰り広げる。

 有森氏は1992年バルセロナ五輪で銀メダル、96年アトランタ五輪で銅メダルを獲得した。その後、シドニー五輪で高橋尚子選手(46)が、アテネ五輪で野口みずき選手(40)がともに金メダルに輝いたが、それ以降の3大会では、日本の女子マラソン界はメダルを逃している。

 日本女子マラソン界の現状に、日本陸上競技連盟の理事を務める有森氏は「(今の選手は)世界の中で自分がどうなりたいか、というイメージが弱い」とバッサリ。「私たちの時代に比べて今は、環境も食べ物も、知識や情報も、良くなっている。あとは、その中で自分がどうしたいか、という部分が大切なのに、今の選手たちには“勝ちたい”という欲求がない」と、厳しく指摘した。「(レースの前に)ケガをしている、痛いところがある、など、ネガティブなことを平気で言う選手が多くなったと思います。でも、それは言い訳でしかないですよね。一緒に戦う選手に失礼だと思います」と斬りこむ有森に、亮は「もう、武道の精神ですね…」と感心した。

 有森氏は、アトランタ五輪で銅メダルに輝いたレース直後のインタビューで、涙ながらに語った「初めて自分で自分を褒めたいと思います」という言葉が流行語になった。「僕は誰も褒めてくれないから、ずっと自分で自分を褒めている」という岡村が、この「初めて」という部分について「その前のバルセロナ五輪で銀メダルを獲ったときには思わなかったんですか?」と質問。有森氏は92年から96年の4年間で苦しい選手生活を送った当時を振り返り「自分が弱いうちから“頑張っている”と思うと、それ以上伸びなくなると思っていた。いつか自分が本当に強くなったら(頑張ったと)言っていい、と思っていたんです」と、ストイックな精神をみせた。

 最後に有森氏が走り方のフォームをチェック。岡村の走りを見た有森氏は「確かに右側のつま先が外に向いていますね。右膝が大きな動きになっている。このまま長い距離を走るとケガにつながります」と核心を突き、「走る前にスクワットをして、足と膝の方向を合わせてから走るといいですよ」とレクチャーした。(関東地区では22日深夜0・40放送)

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