クロちゃん脳手術成功 21日TBS「名医のTHE太鼓判!」で密着 昨秋のドックで動脈瘤発見

[ 2019年1月18日 05:00 ]

脳動脈瘤の手術を受ける当日のクロちゃん。両親に迷惑をかけたと泣く
Photo By 提供写真

 お笑いトリオ「安田大サーカス」のクロちゃん(42)が、脳動脈瘤(りゅう)の手術を受けていたことが17日、分かった。8日にカテーテルを使った塞栓術を受け、無事に成功。手術に密着した模様が、21日午後7時からTBSの医療番組「名医のTHE太鼓判!」の3時間特番で放送される。

 昨年10月の同番組で人間ドックを受診し、直径7ミリの脳動脈瘤が発見された。医師によれば「7ミリを超えると破裂率が飛躍的に上がり、くも膜下出血の危険性が高まる」というもの。多くの生活習慣病を抱えていることもあり、番組では「余命3年」と宣告された。

 突然の生命の危機。クロちゃんは、17年に脳出血を患った「安田…」のHIRO(41)にも背中を押され、手術を決断した。今月4日に東京都八王子市の北原国際病院に入院。広島から両親も駆けつける中、8日に2時間に及ぶ手術を受けた。カテーテルを脚の付け根から脳まで通して行うコイル塞栓術で、無事に成功した。

 クロちゃんは「入院して多くの人に迷惑をかけてしまったし本当に健康を維持しなきゃいけないと思いました。これからは健康と言えばクロちゃんと言われるようになりたい。この気持ちはウソじゃないしん!」と心を入れ替えた様子だった。

 ▽脳動脈瘤 脳の動脈の一部がコブのように膨らんで弱くなっている部分を指す。大きくなると神経を圧迫したり、破裂してくも膜下出血を引き起こす。成人の4〜6%に発見されるもので、要因には遺伝的な要素、加齢による動脈硬化、高血圧や喫煙などがあるとされる。

続きを表示

この記事のフォト

2019年1月18日のニュース