米津玄師TV初歌唱の舞台「大塚国際美術館」三が日来場者数 前年の5割増!鳴門市も知られる「いい機会」

[ 2019年1月4日 18:15 ]

大塚国際美術館のシスティーナ・ホール
Photo By スポニチ

 昨年大みそかに放送された「第69回NHK紅白歌合戦」でシンガー・ソングライター、米津玄師(27)がテレビ初歌唱した舞台になった故郷・徳島県鳴門市の大塚国際美術館の三が日の来場者数が前年から5割増になったことが4日、分かった。同館の広報担当者が明らかにした。

 米津は同美術館からの生中継で登場。館内に無数のロウソクの灯がゆらめく幻想的な雰囲気の中、昨年最大のヒット曲「Lemon」を力強く歌い上げ、インターネット上などで大反響を呼んだ。

 昨年3月21日に開館20周年を迎え、記念事業としてゴッホの“花瓶のヒマワリ”全7点を陶板で原寸大に再現し、展示中。また、5人組アイドルグループ「Sexy Zone」のマリウス葉(18)が昨年11月、キャンペーン「ホリデー・アット・ザ・ミュージアム2018」のアンバサダーに就任した。この2つの要素に“米津効果”も加わり、入館者数がアップした。

 三が日の実数は明かさなかったが、17年度の来場者数は約38万1000人。

 同美術館は「紅白歌合戦の中継が行われたことで、美術館だけではなく、徳島県鳴門市を広く知っていただくいい機会になったと思います」とコメントした。

 4日時点で入場制限は行われていない。1月7〜11日はメンテナンスのため連続休館となる。

続きを表示

2019年1月4日のニュース