「下町ロケット」正月特別編14・0% 年またいでも高水準

[ 2019年1月4日 10:03 ]

TBS「下町ロケット」で主演を務めた俳優・阿部寛
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 俳優の阿部寛(54)が主演を務めるTBS「新春ドラマ特別編『下町ロケット』」(後9・00)が2日に放送され、平均視聴率が14・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが4日、分かった。

 昨年10月クールの日曜劇場(日曜後9・00)として12月23日に最終回(第11話)を迎えた「下町ロケット」。連続ドラマは初回13・9%でスタートし、最終回で最高の16・6%を獲得。期間平均(全話平均)は13・9%だった。10月クール(1クール)の連続ドラマが年をまたぎ、正月ドラマになるのは極めて異例の試み。

  原作は作家・池井戸潤氏のベストセラーシリーズ。経営難に追い込まれた下町(東京・大田区)の工場・佃製作所がその技術力により困難を打ち破る様を描き、列島に感動を巻き起こしたエンターテインメント巨編の3年ぶり続編。今回は宇宙から大地へ。農業を営む経理部長・殿村(立川談春)の実家のトラクターをヒントに、佃製作所は自転車・自動車・船舶・鉄道・エスカレーターなどに組み込まれている部品「トランスミッション(変速機)」と「無人トラクター」の開発に挑んだ。

 特別編は佃製作所の“その後”を描き、新たなステージへ突入。ゴースト編、ヤタガラス編の人気キャストが再登場した。佃製作所が開発したエンジンとトランスミッションを採用した無人トラクターは「アルファ1」から「ランドクロウ」と名前を変更し、発売に先駆けて殿村家に納品される。そして「ランドクロウ」はついに発売となるが、ダイダロス&ギアゴーストの「ダーウィン」の売れ行きが好調。「ランドクロウ」との売上に差が開ばかり。そこで、的場(神田正輝)が次の一手に出て…という展開だった。

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2019年1月4日のニュース