35歳の若さで急逝…伝説の天才芸人 死の真相「ほほえんでいた」第1発見者が証言

[ 2018年6月21日 11:49 ]

 2006年11月に35歳の若さで急逝した、天才芸人・村田渚さんについて、20日放送の日本テレビ「ザ・発言×あの言葉で人生が劇的に動いた!!」(後9・00)が特集。芸人仲間とのエピソードや死の真相などが明かされた。

 村田さんはお笑いコンビ「フォークダンスDE成子坂」のツッコミとして、90年代にお笑いブームを巻き起こしたバラエティ番組「ボキャブラ天国」(フジテレビ系)などで活躍。芸人仲間からは“天才”と一目置かれる存在だった。その後、番組終了後にコンビを解散。05年に松丘慎吾(48)と「鼻エンジン」を結成した。

 M―1優勝を目指す中、06年に35歳の若さで死去。当時は、事務所スタッフとマンション管理人が亡くなっている村田さんを発見したと報じられたが、実は、第一発見者となったのが、当時「佐野忠宏」の名前で芸人として活動していた映画パーソナリティのコトブキツカサ(44)だったことが明かされた。

 コトブキは、仕事場に現れず心配した松丘から依頼を受けて村田さんの自宅へ。横たわっている村田さんを起こそうと足に触れたところすでに冷たくなっていたという。38時間前に亡くなっており、死因はくも膜下出血だった。

 以降、タブー視されたままだった無念の死。それでもコトブキは「本当に穏やかな顔で。ある種、ほほえんでいた」と証言した。ボキャブラ仲間の「くりぃむしちゅー」や「ネプチューン」のメンバーが、村田さんの笑いの才能について振り返ったほか、事務所の先輩だった「さまぁ〜ず」の三村マサカズ(51)は「もったいない。生きていれば何とかなったのに」と無念の表情を浮かべつつ「お前の分も俺がずっとやる、っていう意志をともにして歩んできた」と、この12年の思いを口にしていた。

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2018年6月21日のニュース